妄想富豪

毒にも薬にもならんゲームに対する雑記。twitterはhttps://twitter.com/goodgoodgo

【フィンガーナイツ、ウィンドソウル】最近のアプリをいくつかやってみた。

前回に引き続き最近のアプリの感想。
今回はスリング系のフィンガーナイツとタワーディフェンスのウィンドソウル。

 

フィンガーナイツ

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フィンガーナイツ(itunes)
https://itunes.apple.com/jp/app/finganaitsu-finger-knights/id1029897379?mt=8
フィンガーナイツ(googleplay)
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.gameon.fingerknights&hl=ja

 

モンスト、スリブレはRPGの戦闘をスリングに。
フィンガーナイツはシミュレーションゲームをスリング系にしたものです。
主人公ランクに応じて出撃ユニット数が開放されるのでレベルバランスとしてとっつきやすく、タイトル絵の見た目通り、絵やアニメーションなどのクリエイティブのレベルが高いのでプレイしやすいゲームになっているかと。
今までのスリング系と違うのは、ステージごとにマップ構成(広さやギミック)が全く異なる点や、職業ごとで運用方法が全く違ってくる点です。
クエスト内容も、殲滅、ボス討伐、拠点奪取、拠点防御とバラエティに富んでいます。
ユニット初期配置を変更出来る点もシミュレーションゲームに近い点ですね。
トラップも、激しく弾かれるトラップやダメージゾーントラップ、ダメージ壁トラップ、バフ/デバフトラップなど豊富です。

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ユニットの種類は、

  • 移動距離が長く、コンボ数を稼いでくれるソルジャー
  • 遠くからでも確実に敵を射抜けるシューター
  • 範囲攻撃を行うウィザード
  • 味方にぶつけるとバフの付与と回復を行うヒーラー
  • 直線にビームを発射し、敵にデバフを与えるキャスター
  • ヘイトを稼いでくれるガーディアン

と、スキルの違いで差を出していたモンスト、武器の違いで差を出していたスリブレとはまたことなるプレイが要求される設計。

また戦闘評価が、

  • ダメージ得点(トラップ利用、複数回攻撃、敵同士の衝突、HELP攻撃)
  • 残りターン数
  • サブミッション(◯コンボ以上など)

で決定されるので、キャスターやシューターは遠くから確実に敵を狙えるので強いが、ダメージ得点の項目がほとんど起きないので高ランククリアが難しくなるなど、ユニットの組み合わせも重要になっており、その上でスリングの特性を活かした動き方が求められます。
ステージごとに難易度の種別やランク別のクリア報酬があり、全ステージS+でクリアすると報酬がアンロックするので、同じステージを使いまわしながらも、キャラクターとプレイヤースキルの違いで複数回プレイしてもらえるようなうまい仕組みになっています。

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戦闘以外の面はソウルクラッシュっぽい作り。
各ステージ毎に難易度があるというところから、一瞬でクリアーできる即チケ、キャラ石集めるとキャラ報酬、一日内でどこまでいけるか挑戦する装備報酬ステージなどなど。
ウィンドソウル、サモナーズウォーもそうですが、海外製のものに難易度設定が多いのはなぜなんでしょうね。
また、12時間ごとの無料下級ガチャ、72時間毎の無料上級ガチャといったシステムもソウルクラッシュで使われていたシステムです。
スタミナ回復に始まり、一日一度の装備報酬ステージ、12時間と72時間の無料ガチャ、お金収集、下級ガチャ石収集など、時間で回収できるリソースも多く用意されており、ログイン頻度を上げる作りになっています。

このゲームの特殊な点は、ステータスの上昇するレベルとは別に「強化」という職業ごとの特性が上がるものが用意されている点です。
ソルジャーであればHELP攻撃の攻撃倍率、シューターであれば一度に放てる矢の上限UPなどの恩恵が受けられるので、レベルと強化をまんべんなく行う必要があります。
これはレベル上げにはレベルモンスター、強化には強化モンスター、進化には進化モンスターと集めるものが一つ多くなっておりユーザーのやりこみに寄与していますね。

また、サモナーズウォーに似た、マルチバトル要素も用意されています。
防衛側は要塞づくりで監視塔やガーディアンを強くし守備陣系の設定、攻撃側はスリングで相手の要塞を潰すことになります。
このあたりはもっとクラキンやクラクラ並の街づくりにして、はちゃめちゃに荒らせたら面白いだろうになぁと感じました。

課金箇所は、ユニットガチャ、装備ガチャ、枠拡張、スタミナ回復、コンティニュー。
ガチャ石は6個120円。1ガチャは30個で500円換算です。
LOLのように1日毎に持っていないユニット体験もあり、まだ見ぬユニットを試用出来ることでガチャ欲に貢献する仕組みも用意されています。
装備は装飾、武器、防具ともに4〜5レアリティ確定で20個。装備カテゴリがランダムなものは15個。
パーティの強さに直結するガチャ石の使いみちが多いので課金プレイヤーとの差は広がりやすいかもしれません。
スタミナ回復は2個と他のゲームより少なめな設定。

 

ウィンドソウル

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ウィンドソウル(itunes)
https://itunes.apple.com/jp/app/line-windsoul/id960573867?l=jp&mt=8
ウィンドソウル(googleplay)
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.linecorp.LGWSL&referrer=mat_click_id%3D1c3f1cce71975701869c0925912b36c9-20151127-180642

 

LINEで大好評だったランニングゲーム、”ウィンドラン”と世界観を共有したタワーディフェンス
ゲームの内容はこれも以前LINEで配信されていた"聖犬バトル”のような、主人公を動かしながら味方を召喚して敵を倒すというもの。
にゃんこやメルストに代表されるタワーディフェンスに若干アクション要素を足したと思えばいいです。
間隙のストーリーは3Dでグイグイ動いてくれ、さらにフルボイスというクオリティの高さや、タワーディフェンスという枠の中ではありますがいろいろな遊び方が用意されているのが良いです。

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遊び方のバリエーションは例えば、

  • 一定数敵を倒す
  • ボスを倒す
  • 規定物破壊
  • 場所まで移動
  • 敵から逃走
  • 一定数アイテム取得
  • 一定時間生き残る
  • 拠点保護

などがあり、これに制限時間の有無が加わることでそれぞれ若干プレイスタイルが変わります。
アクション面でも、敵の攻撃範囲を予測して距離をとったり、攻撃予告のマーク出現に合わせて回避行動をとったりと、自分の攻撃範囲を保ちつつ敵の攻撃を回避するというプレイが求められます。
お馴染みのスキルも距離や範囲が重要になってくるので使用するタイミングを見極めることも求められます。
他のタワーディフェンス同様、召喚ゲージを使用してユニットを召喚するのですが、召喚せずに召喚ゲージMAXになると「バースト」が使え、現状召喚しているユニットのステータスが上昇という死中であろうとも逆転できるシステムも用意されており、ダイナミックに形成が動くようになっています。

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戦闘面以外で気になった点は、ショートカット機能、報酬としての曜日クエ、ダンジョンスケジュール、レッスンミッションです。

フィンガーナイツにも実装されていましたが、海外製に多い機能の一つに、強化や進化に必要な素材が手に入るクエストにショートカットで飛ばしてくれるというものがあります。これはぜひすべてのゲームで実装して欲しい機能の一つです。
UI関連では、ACTを進めるとで操作キャラの追加があるのですが、操作キャラに召喚ユニットが紐付いていて、重複が許されないのはめんどくさくて残念。操作キャラを変更すると、前の操作キャラから召喚ユニットを全部はずして登録し直すのは非常にめんどくさい。
なぜこうなったのか。ショートカット機能はよかったのに...

ウィンドソウルの特殊クエストはゴールドクエ、強化素材クエ、進化素材クエ、レアキャラクエ、特殊アイテムクエ、チャレンジクエ。
ゴールドは平日1日3回。強化と進化素材は曜日毎、レアキャラと特殊は不定期、チャレンジ(期間限定で25ステージ。特定ステージクリア毎にユニットや素材報酬。またスコアに応じた順位報酬もあり。)は週間で行われます。
この内、強化素材が手に入るクエストはステージクリア毎に回数制限ありで開放されるので、レベリングで曜日待が発生しにくい設計になっています。
そしてダンジョンスケジュール機能というものが実装されています。一週間先の曜日クエストはすべてお知らせ予約を行うことが出来、登録しておくとそのクエストが発生したときにプッシュ通知が飛んで来るという機能です。
ユーザーが選んで能動的に通知を選択出来るのは良いですね。

最後の初心者レッスンミッションですが、ウィンドソウルには5つのミッションが用意されており、それぞれメイン、サブ、イベント、デイリー、レッスンとなっています。
初心者レッスンミッションは43項目とかなり長く、完全にレールを引いてくれるので、初心者が何をしていいのかわからなくなり離脱してしまう恐れを排除しています。また、クエストに敗れた時にレッスンミッションへの動線が用意されているのも良いです。

課金箇所はガチャ、スタミナ回復、枠拡張(装備、スキル、ユニット)、コンティニュー。
ガチャ石は最安値が5個で120円。ガチャは1回25個で600円。他より少し高い目の設定です。
このゲームではAからSなどの進化に必要な素材が非常に多いので、Sキャラの評価がそれなりに高いです。
これはガチャを引くインセンティブとして機能しており良い作りですね。 
スタミナ、枠拡張はそれぞれ5個となっていました。


ウィンドソウルは、微アクションのタワーディフェンスとしてだけではなく、起動ロード時間はウィンドランミニが出来たり、ムービーの見直しや、ホームのUI一時消去など細かいところにも気が配られているゲームだと思います。

 

とまぁこんなところでー