テラバトルがリリース4ヶ月らしい。
FFの坂口さんが手がけたアプリ、テラバトルがリリースされて4ヶ月がたったらしいです。
私のテラバトル遍歴と言えばレベル上げやジョブチェンジが楽しかったり、
ブレフロに浮気してしまったりで未だに12章止まり...
さて、ダウンロードが160万突破ということですが、「白猫プロジェクト」別格としてもモンスターアプリと呼ばれるアプリがおおよそ2ヶ月程度で200万ダウンロードを達成する時代においては少しスローペースな面があります。
「長期的に楽しんでもらう」を目的にダウンロード数を追いかけていないということで、広報不足の面もあるのでしょうか。
ダウンロードスターターは坂口さんの人脈の広さを改めて実感する斬新な試み。
開発者の意図「長期的に楽しんでもらう」を具現化したものですね。
次の行き先、次の武器、次の進化のような、「次」を見せることで期待感をあおるゲームの手法を取り入れた面白いシステムだと思います。
これにはクリエイティブの追加だけでなく、協力バトルなどのフィーチャー拡張もあり、リーンスタートアップっぽいです。
レイド、Co-op、PvP、GvGがそろそろ当たり前になりつつあり、開発コストがうなぎ上りになっている現状で、コアなメカニクスを先行して公開する形はこれからも増えるのではないかと思っています。
さて、運営としては硬派と呼びたくなるようなオーソドックスな形です。
ユーザー獲得の施策
- クリアー動画共有ボタン
DAU関連の施策
課金率関連の施策
- ガチャキャラの追加
ARPPU関連の施策
- ガチャキャラ追加
- ガチャ重複時のスキルブースト
ぱっと見、課金率関連の施策が圧倒的に少なそうです。
テラバトルは課金箇所がスタミナとガチャのみ、
しかもダウンロードスターターでのガチャキャラ追加が主で、これは一ヶ月に一回程度です。
このゲームはどのガチャキャラを育てるのにもある程度の時間がかかります。
さらにBランクやAランクで全クリが可能なレベルバランス。
なので、時短にどれほど使うかにもよりますが、ARPPUは低いのではないでしょうか。
課金せずとも長いこと遊べるのは200万ダウンロードでの開発開始になっているコンシューマーでリクープする予定だからとも見られます。
200万人がアプリというデモ版をプレイした潜在顧客で、多目に見積もって20%が購入したとして40万人。
単価4000円として16億円+アプリ版収益で原価を目減りさせること、
新たな要素追加による長期的なプレイでLTVを高めること、でリクープでしょうか。
同じリソースを使いながらチャネルを増やす方法はアプリでは珍しいので、どうなるか楽しみですね。
ではこんなところでー